白多摩・黄多摩について
1.「白多摩・黄多摩」の歴史
「白多摩・黄多摩」という品種は東京都農業試験場の故・橋本貞夫先生により、カサギク(ボサギク)を改良して開発され、1964年開催の東京オリンピックの聖火台やマラソンコースの沿道を、また1978年日中国交正常化の会場を菊の花で華やかに飾りました。しかし、現在ではこの「白多摩・黄多摩」を継承して栽培・普及させているのは当協会だけであり貴重な品種となっています。(東京都農林総合研究センターも少量栽培)
2.事業目的
当事業は、日本の歴史的イベントを彩ってきた「白多摩・黄多摩」を栽培し、その歴史とともに後世に引き継いでいくことを目的としています。
3.事業内容
「白多摩・黄多摩」を育苗、栽培し、市内小中学校や各公共施設に展示して多くの方に観賞いただいています。咲き終わった後、回収して栽培、さし芽、育苗のサイクルを繰り返し、「白多摩・黄多摩」を後世に残していくものです。